わたしの好きな絵本のおはなし

2004年から数年、息子に読んだ絵本の感想と息子の反応のおはなし。放置されていたブログから移行しました。

旅するベッド

[2005.01.30 2020.04.16更新]

 

  • ジョン・バーニンガム(作)長田弘(訳)
  • ちびっこ年齢のめやす:
  • 出版社:福音館書店;第1刷発行2003年1月

ジョージーの新しいベッドは、小さな古いベッド。そのおんぼろベッドには「このベッドがあれば、どこへでも旅ができます」と書いてあった。ジョージーがお祈りの文句を唱えると…。子どもの夢みる力を羽ばたかせる愉快な絵本。

 

 

わたしの感想

 

こちらは【Pooka(第8号)】に紹介されていたので知りました。

鉛筆の下書きもうっすら残っていて、たぶん色鉛筆とペンで描かれている淡い優しい絵です。

お話しがファンタジー

ベッドが小さくなったので、買い替えたジョ-ジくん。

買ったベッドは古物屋サンで買ったオンボロベッド。

でも、このベッドは呪文を唱えると、いろんなところに飛んでいける魔法のベッドなのでした…、というお話し。

呪文のことばが明かされてないのがニクい…。

子どもたちの想像力をかき立てさせるための作戦なんでしょうね。

みんな毎晩、「夢」という旅に毎晩出掛けてるんだもんね。

 

息子の反応(現在4才0ヶ月)

 

「呪文の言葉を唱えたら、フトン(←我が家はフトンを敷いて眠っている)が飛んでいってどこかにいけるかもしれないよ!」

と言うと、

「えーっ!(喜)なんていうのー?」

と。

「さあね…」

 「フトンよ、とべぇー!!とべぇー!!」

と。

おっ!乗ってきたねぇ。

「呪文の言葉がわかったら、どこか遠くに行けるかもしれないよ」

と言うと、

「えーっ!とおくにいっちゃうの?やだーっ!!」

と…。

たしかに。

そういえば、息子は、初めてのところとか初めての人って苦手な性格だった…。

これを使って早く寝せようと思ってたのに………、失敗。