わたしの好きな絵本のおはなし

2004年から数年、息子に読んだ絵本の感想と息子の反応のおはなし。放置されていたブログから移行しました。

カロリーヌのだいサーカス

[2005.1.15 2020.4.3 更新]

 

  • ピエール・プロプスト(著)山下明生(訳)
  • 出版社:BL出版;第1刷発行1998年10月

 

わたしの感想

 

ポップな挿し絵に惹かれて手にとりました。

この「カロリーヌシリーズ」って、原作のシリーズは1955年に開始されてるそう。

待望の復刻版で、30刊ほどもあります。

このピエール・プロブストさんって、スゴイ。

第二次世界大戦中に捕虜となったフランス人で、脱走して再び本の仕事をはじめたそう。

絵本が生まれた頃の世界の状況や、ピエールさんの背景と絵本の内容のギャップから、ピエールさんの生命力とか、エネルギーとか、当時の子どもたちへのメッセージなどを勝手に想像して、感動しております…

登場人物は赤いオーバーオールをはいたカロリーヌと8匹の動物たち。

犬3匹、ネコ2匹、クマ1匹、ひょう1匹、ライオン1匹…これで8匹か?

とにかく、名前が覚えられなくて苦労します…(笑

サーカスなだけにこの本には、ロバとサルも出てきて、誰が誰やら…。

でも、カロリーヌと動物たちが街でサーカスを開くお話なんだけど、ドタバタサーカスの様子が、とっても楽しいです。

挿し絵のカロリーヌや動物たちの表情が生き生きとしていて、ホントに明るいかんじ。

(だから、余計にピエールさんの背景を知って、感動するのよね)

このシリーズ、はまりそうな予感です…

 

息子の反応(現在3才11ヶ月)

 

お話の展開に、いちいち大笑い。

けっこう受けたようです。

そういえば、サーカスって、見せたコトないなぁー。

連れていったら、喜ぶかな?