[2005.1.15 2020.4.3 更新]
わたしの感想
ポップな挿し絵に惹かれて手にとりました。
この「カロリーヌシリーズ」って、原作のシリーズは1955年に開始されてるそう。
待望の復刻版で、30刊ほどもあります。
このピエール・プロブストさんって、スゴイ。
第二次世界大戦中に捕虜となったフランス人で、脱走して再び本の仕事をはじめたそう。
絵本が生まれた頃の世界の状況や、ピエールさんの背景と絵本の内容のギャップから、ピエールさんの生命力とか、エネルギーとか、当時の子どもたちへのメッセージなどを勝手に想像して、感動しております…
登場人物は赤いオーバーオールをはいたカロリーヌと8匹の動物たち。
犬3匹、ネコ2匹、クマ1匹、ひょう1匹、ライオン1匹…これで8匹か?
とにかく、名前が覚えられなくて苦労します…(笑
サーカスなだけにこの本には、ロバとサルも出てきて、誰が誰やら…。
でも、カロリーヌと動物たちが街でサーカスを開くお話なんだけど、ドタバタサーカスの様子が、とっても楽しいです。
挿し絵のカロリーヌや動物たちの表情が生き生きとしていて、ホントに明るいかんじ。
(だから、余計にピエールさんの背景を知って、感動するのよね)
このシリーズ、はまりそうな予感です…
息子の反応(現在3才11ヶ月)
お話の展開に、いちいち大笑い。
けっこう受けたようです。
そういえば、サーカスって、見せたコトないなぁー。
連れていったら、喜ぶかな?
リンク